NOT YET
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「将来、何になりたい?」
「今、何が気になってる?」
まだ名前のない仕事
その質問に、まだ答えられなくてもいい。仕事より先に、気になっていることがある。
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仕事になる前のものがある。
まだ、名前のない興味。
まだ、説明できない違和感。
他の人は通り過ぎるのに、自分だけ少し立ち止まるもの。
そこから、未来が始まることがある。
12の短い物語
01
まだ、ない仕事
人が少しだけ立ち止まる場所
02
音のない駅
消えていく音
03
ゲームをクリアしない子
意味のない場所
04
おばあちゃんとAI
AIに届かない言葉
05
虫がいなくなった場所
いなくなったもの
06
捨てられない服
物が通ってきた時間
07
誰も押さないボタン
ほとんど使われないもの
08
友だちにならなくてもいい
話さなくても存在できる場所
09
ニュースにならなかった日
ニュースになる前の変化
10
学校にない教科
教科の間にある問い
11
父さんの仕事がなくなる日
AIのあとに残る仕事
12
それらをつなぐもの
これは、「13歳で将来を決める」ための物語ではありません。むしろ、まだ決めなくてもいいというところから始まります。人は、仕事を見つける前に、世界のどこかに引っかかります。なぜか気になる。何度も見てしまう。他の人は通り過ぎるのに、自分だけ少し立ち止まる。この12編は、そんな小さな違和感から始まる物語です。未来の仕事は、最初から仕事の形をしているとは限りません。